2010年2月 2日
シーラカンス
シーラカンス目は古生代デボン紀に出現して広く世界の水域に栄えたが、約6500万年前(中生代白亜紀末)の絶滅イベント(K-T境界)を境にほとんど全ての種が絶滅した。
長らくシーラカンス目は全て絶滅したものと考えられていたが、南アフリカにて1938年、現生種の存在が確認され、学会および世界を騒然とさせた。この種が ラティメリア・カルムナエ (Latimeria chalumnae) であり、シーラカンスの代表となる。
その後、1997年にはインドネシアでラティメリア・メナドエンシス (Latimeria menadoensis) の現生が確認されている。これは日本語では生息地域の名を採って「インドネシア・シーラカンス」とも呼ばれるようになる。
シーラカンス目は多くの化石種によって存在が知られており、白亜紀を最後に化石が途絶え、1938年に至るまで現生種が確認されなかったこと、化石種と現生種の間で形態的な差異がほとんど見られないことなどから、これら2種は「生きている化石」との評価を受けた。
形態・生態
古生代と中生代のシーラカンス目は、淡水域や浅い海に広く分布していたと考えられる。
体形・体長もさまざまなものが知られ、現生のラティメリア属に近い体形のものから、タイのように体高が高く扁平な体型をした種もいた。また、復元された全長が3mに達する巨大な種も知られている。
「呼称」の節でも述べたように、Coelacanthus という語は「中空の背骨」を意味しているが、原始的で貧弱な椎骨の内部が空洞となっていることを表している。その空洞内には液体が詰っている。
また、現生種で確認できたことであるが、鰾(うきぶくろ)に詰っているのは、空気ではなく脂肪であった。海水より比重の軽い脂肪を蓄えることで浮力を得ているのである。
化石からシーラカンス目は卵胎生であると推測されていたが、このことは現生種の解剖によって証明されている。なお、その卵は直径10cmを超える。シーラカンスは1mを超える大きな魚だが、それでも異常な大きさである。子もかなり成長が進んでおり、生まれ出てくる頃には既に体長30cm近くになっている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
現生のシーラカンスは2種しかいないようです。
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